海外行くならSIMカード!Wi-fiより断然お得で繋がりやすい!!

海外旅行の必需品と言えば、Wi-Fi。
IstagaramやTwitterなどのSNSや、Webでお土産情報を調べるのはもちろん、自由行動の際のGoogleマップも命綱です。

そんな時、多くの人が海外格安Wi-Fiルーターレンタルをしていると思いますが、添乗員的におすすめなのは「海外対応のSIMカード」です!

スマホがSIMフリー端末であること前提

まず、スマホやタブレットなど使う端末が、SIMフリー端末であることが前提です。
もし、そうでない場合はごめんなさい…。

ですが、最近では端末のみであればかなり安く買うこともできます。海外によく行くという人は、1つは持っていると便利です。

SIMカードのメリット

Wi-Fiルーターレンタルより値段が安い

SIMカードもWi-Fiと同じく、使用日数や使用容量によって値段は変わります。
それでも、SIMカードのほうがお得です。

会社にもよりますが、Wi-Fiルーターのレンタルはヨーロッパ1週間の旅行で6000~8000円、保険などを加えるともっと高額になるケースも。SIMカードであれば、無期限のチャージ式なら最低1000円程度~、1週間の使い切りでも3000円程度/5Gなど、旅行中だけなら十分使えます。

Wi-Fiルーターと同じように、テザリングすれば複数名でも使えるので、友達と家族と共有すればさらにお得です。

地下や人が多い場所でも繋がりやすい

Wi-Fiルーターの場合、地下だと電波がかなり悪くなります。SIMカードなら現地の携帯会社の電波を拾うので、Wi-Fiルーターより安定して繋がります

以前、某有名Wi-Fiルーターが一斉に不具合になったようで、同時に多くの人が接続不良になったという事態に遭遇したことがあります。日本人観光客がみんな「あれ?!なんで??」状態。

SIMカードであっても通信トラブルが発生しないわけではないですが、電波は比較的安定して使えます。

荷物が少なくてすむ

Wi-Fiルーターで意外とストレスになるのが、本体そのものの重さ。

旅行中はガイドブック、充電機、水など、いろんな携帯品を持っているので、できるだけ荷物は少ないほうがいいですよね。さらに充電器、変換プラグ、モバイルバッテリー、など一式まとめると結構な荷物に。

SIMカードなら、カードを差し込むだけ。自分の携帯以外はいらないのでラクチンです。

実際にあったWi-Fi関連プチトラブル

せっかく持ってきたのに使えなかった

Wi-Fiルーター一式はかさばるので、邪魔になってついスーツケースに入れてしまいがち。

ある時、観光地を移動する日に、うっかり間違ってスーツケースに入れてしまったお客様がいました。
バス移動の日は、たいていスーツケースはバスのトランクの中。

その日は移動先で終日観光、荷物を乗せたバスは観光中、遠くの駐車場に行ってしまうことになっていました。
つまり、その日は夜まで取り出すことができなかったのです。

ただお客様は、自由時間になるまでスーツケースに入れていたことを忘れて気づかず…取りにも戻れず、なんとその日は使うことができませんでした。

荷物遅延になり延滞料を支払うハメに

また、別のあるお客様は、これまた間違えてWi-Fiルーターをスーツケースいれて帰国便に。

するとまさかのロストバゲージにあってしまい、スーツケースが遅れて届くことになってしまいました。

つまり、Wi-Fiルーターを予定通りに返却出来なくなってしまうという事態に。
手荷物でというのが基本ルールなので、返却が遅れた場合の延滞料は、別途支払いになってしまいます。

フライト遅延で急遽乗り継ぎ国に1泊、でもその国では使えない

ある時、天候不良によるフライト遅延で乗り継ぎがうまくいかず、乗り継ぎ空港の国で1泊することに。

フライトは翌日だったため、思いがけず半日ほど自由時間が出来ました。ですが、Wi-Fiルーターは行先国対象のプランにしていたため、乗り継ぎ国では使えず不便な滞在になってしまいました。

添乗員のオススメは、世界共通チャージ式SIMカード

世界各国、さまざまなエリアに行く乗員がおすすめするのは、チャージ式の「世界共通SIMカード」

番号がないので通話はできず、一部対応していない国もありますが、主要国はだいたいこれでOK。
あらかじめチャージして、現地に行ったらSIMを入れ替えれば、すぐにその国の電波を拾って開通します。

残高が無くなったら現地で追加入金すれば使えるうえ、残った残高は次に別の国に行った際に使えるのでとても便利です。

各国周遊でもエリアを気にしなくていい!

数カ国回るような周遊コースだと、Wi-Fiルーターがどのエリア対応なのか調べておかないといけません。また、行先はヨーロッパだけれど乗り継ぎが中東、といったルートになると、乗り継ぎ国では使えません。

世界共通ならその心配もありません。
(現在はコロナの影響か世界共通チャージ式のSIMカードの販売がほとんどされていません)

エリアを限定したSIMカードは使いやすい!

世界共通までは‥という方でも、アジア33カ国対応、ヨーロッパ対応、アメリカ対応など、エリア別のものもあります。多くは買い切りですが、ルーターよりも安くて便利なのは間違いありません。

海外に行く際は、ぜひSIMカードでちょっとでも節約して楽しんでくださいね。

tabiten

『旅添』は、世界50カ国以上を旅してきた旅好き元・添乗員Anaを中心に添乗員仲間が本当に役立つ旅の情報をお届けする旅メディア。国内外の旅のお役立ち情報を発信しています♪

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